しのばず文化情報活用プロジェクト(略称・しのばずプロジェクト)とは、東京都台東区と
文京区にまたがる上野・本郷地域を中心とした文化情報活用促進のためのプロジェクトです。
2019年7月13-15日に谷中の旧平櫛田中邸アトリエにて「しのばず文化情報活用プロジェクト」企画展を開催いたします。明治時代にしのばずエリアで活動していた美術...
「しのばず文化情報活用プロジェクト」企画展 Shinobazu Wonder 12 ー明治アーティストの離合聚散ー We will hold an...
今回は森鴎外の小説『雁』のなかで主人公が歩いた上野・本郷の街並みについて、当時の地図を参照しながらご紹介します。 森鴎外『雁』は、明治44年(1911)か...
湯島聖堂は日本の近代化過程の中で、重要な位置を占めている。この場所は日本の近代教育、大学(東京大学、お茶の水女子大学、筑波大学)、図書館、展覧会文化と博物館の発...
しのばずエリアは歴史の中で知識人たちの溜まり場で、彼らの活躍を見届けていた。朱舜水(しゅ しゅんすい)(1600-1682)という中国人知識人はその一人として挙...
上野広小路に面して上野の杜へと誘う上野公園入口には、大正時代まで不忍池池畔から流れる忍川があり、三つの橋が架けられていた。上野の山を訪れる人々が渡ったその橋は「...
前回の記事に引き続き、今回の記事は視覚資料と照らし合わせ、博覧会という晴れ舞台のなかの弁天島と天龍門の姿を中心として紹介する。 不忍弁天堂天龍門が大正3年...
前回の記事に引き続き、今回の記事は不忍弁天堂天龍門に焦点を絞り、紹介する。 明治初年の廃仏毀釈運動により、鳥居がなくなった。鳥居の少し奥、岸から弁天堂へ向...
不忍池周辺で歴史の中で変わりつつ、姿を消したものがいくつかある。以前不忍池競馬場に触れたが、今回の記事は、かつて弁天島にかけられていた弁天堂の鳥居と門の変遷に焦...
前回の内容を受けて、今回の記事では、19世紀末に東京大学の研究者が行った考古学発掘調査に見られる上野と本郷の地域間連携の起源を辿ってみたい。ここに関わる人物には...
今回は、上野と本郷のふたつの地域を結ぶ試みの初期の例を示した、東京大学の建築家グループによる文京地区計画に焦点を当てる。前回は石川栄耀(1893-1955)のビ...
本記事では、東京都戦災復興整理事業に描かれた上野本郷地域の発展ビジョンに焦点を当てる。その計画の大部分は、資金不足や東京の人口を削減しようというその非現実的な目...