タグ :「東京大学」一覧

視覚資料から見る日本博物館の原点—湯島聖堂

湯島聖堂は日本の近代化過程の中で、重要な位置を占めている。この場所は日本の近代教育、大学(東京大学、お茶の水女子大学、筑波大学)、図書館、展覧会文化と博物館の発祥地であり、日本の「近代化」を具体的な形で体現してきた場所だと言ってもいい。いくつかの史料を手かがりとして、本記事は明治初期における日本の展覧会施設と観衆の発展の原点としての湯島聖堂に焦点を当てる。 湯島聖堂は数百年の間に、変化を遂げ...

2016-04-23 (土)

ここはどこ?:ジョサイア・コンドル像とオープンスペース

前回に引き続き、ジョサイア・コンドル像がその広場の西側を印象的に際立たせている東京大学工学部キャンパスのオープンスペースについてさらに詳しく調べてみると、そのスペースが特別な存在であることがわかる。 その現在の景観はいくつかの歴史的遺産を記録している。コンドル像とチャールズ・ウェスト像(後者は、20世紀の変わり目の頃にここで機械工学や造船を教えたアイルランド人教授)に加えて、巨大な銀杏の木、...

2014-11-11 (火)

ここはどこ?:ジョサイア・コンドル像

ジョサイア・コンドル像は今日東京大学の静かな工学部キャンパスに立ち、元から景観の一部をなしているように見える。広場の中心から離れて工学部一号館に背にして南向きに位置するこの等身大の記念碑は、通行人を脅かしたり畏れを抱かせたりすることなく温かな雰囲気を醸しだしている。人々は時々像のまわりの芝生でピクニックする。 英国生まれのコンドルは25歳で明治政府に雇われ、官民で人気の建...

2014-09-16 (火)

この場所はどこ?:Mモニュメント(続き)

2012年の冬に、Mモニュメントはもともとあった場所からほんの少し移動し、ちょっと違った姿を見せた。 [caption id="attachment_306" align="alignnone" width="300"] Wrapped-up M-Monument[/caption] 念入りに包まれ、格子のある檻のようなものに移されて、Mモニュメントは総合図書館の前にあった木が移植され...

2014-05-27 (火)

この場所はどこ?:Mモニュメント

東京大学本郷キャンパスの赤門を抜けて医学部二号館へまっすぐ進むと、ふたつの円錐が間にある銀の球体を支えるという形をした灰色の彫刻が見える。その彫刻は一見すると奇妙で、周囲のレンガ作りの建造物ともまったく合っていない。本郷キャンパスに並ぶ歴代総長や著名な教授たちの彫像群(例えば、工学部キャンパスにある建築家ジョサイア・コンドル像といった)のなかで、ひときわ異彩を放っているこの非肖像の彫刻にはどのよう...

2014-03-31 (月)
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